セッション初心者の人は身につけておきたい絶対4小節感
2015/12/12
ふだん、バンドなんかで構成のカッチリ決まった曲ばかりやってる人がセッションに参加すると高確率でロストします。
ロストというのは今どこをやっているのか分からなくなる状態です。
今回はソロの練習なんかよりも重要な気がする絶対4小節感を身に付けて行きましょう。
基本的に4小節単位で変化します
セッションなんかで使わる曲の大半は最小4小節単位で変化することが多いです。
基本的にはその倍の8小節や16小節なんかがひとまとまりになってたり、ブルースなんかは12小節がひとまとまりになっています。
なので、とにかく4小節の感覚を身に付けておくとロストしにくいです。
これが僕が勝手に作った造語の絶対4小節感です。
ながらで練習したほうが効果的
練習方法は簡単です。
メトロノームを4分音符で鳴らして4小節ごとに身体で机でもタップします。
慣れてきたらタップしなくても頭の中で「キタ!!」と思うだけでもよいでしょう。
練習は色んな環境で出来ますが例えばパソコンでネットしながら後ろでメトロノーム鳴らしてやるのもいいと思います。
最初はメトロノームに意識が持っていかれる割合が高いかと思いますが徐々に無意識で4小節とれるようになってきます。
これが簡単になってきたら小節数を伸ばして8小節や16小節でやってみると良いでしょう。
ソロの小節数は決まってる
たとえば構成のカッチリした曲は何小節ソロをやったら次の展開に行くみたいなことが決まっています。
でも、セッションだとソロが回ってきたら終わりは決まっていないのです。
だからと言って適当な長さで弾くのは実はあまりスマートではないです。
例えばワンコードのセッションなら29小節でソロを終えることも出来ます。
ところが上手い人の演奏を聴いてみると大体が16小節の倍数で終わっています。
この辺りもしっかり絶対4小節感を身に付けてスマートにソロを終わりたいところです。

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