ライブの依頼をするときはお金の話は最初にするべきでは?
僕も当事者なのでなかなか言い難いところもありますがあまりよい文化ではないと思うので書いていってみます。
ビジネスの世界では当たり前ではないですか?
ライブの依頼が来るときって、大体が日程の確認から入ることが多いですよね。
もちろん予定が合わないと出演できない訳なんですが、やっぱりそれプラスお金の話もしなければならないと思うのですよ。
これってビジネスの世界では当たり前ではないですか?
何月何日で入り時間、リハの有無、オープンやスタートの時間、自分たちの出番、持ち時間、ギャランティー○○円。
くらいの情報は正直最初に欲しいです。
ちょっと日が先のイベントだと色んな兼ね合いで時間関係が明確にならないこともあると思いますが分かる範囲で出来るだけのことを知りたいのですよ。
で、ギャランティーもお客さんの入り具合で変わるならその旨を言ってもらえるだけで安心しますし、場合によっては「ノーギャラで」って事もあると思います。
全然それでも最初に言って頂くだけで助かります。
先に日程だけ押さえておいて、実はノーギャラですっていうのがちょっと困ります。
色んなことを考えて出演を決めているので、ノーギャラだからと言って絶対に出ない訳ではありません。
一番最悪なケース
先ほど言った、日程を押さえてからのノーギャラでしたのケースは結構あります。
でも、それはまだ全然、良い方で一番気分が良くなかったのが「いついつライブありますので出ませんか?」という依頼が来ました。
前向きに話を進めていたのですが「じゃあ決定!!」なる直前で○千円のノルマがありますと。
いやいやそれは一番最初に言わんといかんでしょ。
若いイベンターの方からの依頼でしたが、結局、そのライブは断りました。
お世話になった方はたくさんいます
正直、全然ペーペーで下手な頃から気にかけてくれて気軽にライブに出させてくれた恩人はたくさんいます。
その方たちから今も声をかけられるとできる限り出たいと思います。
でも、だからこそお金の話はそういう方でも最初にして欲しいのです。
結局、「金」かと思われる人もいるでしょう。それはとても残念です。
歌なり楽器なりを人前で演奏して、それなりに聴けるものになるまで、相当技術を磨かないといけません。
さらにそこから心地よかったり、楽しい気分になったり、感動させたりするにはもっともっと努力が必要です。
その努力を積み上げて来た上でのライブ演奏にはお金が発生してもおかしくはないと思います。
それは誰でもすぐに出来るものではなく、ある種の「特殊技能」なのですから。
ということで、ちょっと言いにくいことを大きな声で言ってみました。
なんか文句ばっかり言ってるみたいですがこれが素晴らしくバッチリ出来ているイベントもありますからね!!

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