オルタードスケールとリディアン7thの面白い関係
2016/09/07
今回は理論ってよくできてるなぁというお話でございます。
ちょっと難しい表現も出てきますが肩の力を抜いてお読み下さい。
小難しいけど良く出来た音楽理論の話
Key=CでG7→CM7に進行するとすごく解決した感があります。
これは不安定なG7から安定するCM7に進行するからそう感じるためでドミナントモーションといいます。
ジャズなんかではさらにG7を不安定にし緊張感を高めるために不協和音になるオルタード・スケールというものを使ったりします。
で、このG7が不安定な要因としましてファとシの音が含まれていることがあげられます。
実際にこの2つの音を鳴らしてみるとわかりますがとても緊張感のある響きです。
そしてそれぞれの両方の音から半音差のドとミ移動して安定感を得ます。
つまりCM7の構成音ですね。
ポイントとなる音、ファとシ
このファとシのことをトライトーンと呼びます。
ざっくり考えるとファとシがコードのなかに含まれて入ればCM7に解決できちゃうんですよね。
それが含まれるコードが無いかと探してみるとD♭7を見つけられます。
このコード見事にCM7に解決します。
このD♭7を裏コードと呼びます。
裏コードはドミナントモーションを使わない
ややこしいのですがこの場合はドミナントモーションを使っての解決ではないのです。
一般的にドミナントモーションがかからない7thコードでソロを取るときはリディアン7thというスケールを使います。
ここから一番伝えたいところなんですが、最初にG7をより不安定にするためにオルタード・スケールを使いますと書きました。
そのGのオルタード・スケールと裏コードのD♭のリディアン7th・スケールの構成音が全く同じなんですよね。
全く同じですよ!!
なんかすごくないですか?
理論ってよく出来てるなと思ってしまいます。
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